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【「このコースに打ってみろ!」パターン別に解説してみました「チョイうま卓球理論8」】 [スポーツ]

前回記事 【フォアからどんなコースを狙っていけばいい? 「チョイうま卓球理論7」】 の続きです。

パターン別に「どの様なコースに返球したら効果的か?」を解説していく2回目です。

前回から「自分のフォア側にバウンドしたボール」の返球についてお伝えしてきました。

卓球シルエット_スマッシュ


【パターン1‐2】相手が定位置にいる場合

相手が比較的遅いボールや深い位置の打点からの打球の場合、時間的に余裕があるのでこちらが返球しようとした時には既に守りの堅い『定位置』に戻ってしまっていることも多いです。

そんな場合はどんなコースを狙っていったらいいでしょうか?

相手はどんなコースにも対応すべく体制を整えているわけですから、通常のラリーであることを考えると、次の『チャンス』を待つためのラリーを確実に続けることを考えるのが良いと思います。

相手にフォアを打たせない様にバック側を攻めていくのが良いのではないかと思います。

特に自分が多少飛びつき気味でないと間に合わない状態ですと相手のフォア側にチャンスボールになってしまうことも多いので、相手の強烈な攻撃を避けるためにバック側に打って様子を見ます。

コースが甘かったり、緩すぎるボールですと簡単に回り込まれてフォアハンドで打たれてしまいますから注意が必要です。

また、自分のフォア側から相手のバック側への返球は『ストレート』の打球ですから振り遅れると相手のコートに弾むことなく『即アウト』になるので振り遅れに気をつけます。

相手の打球に追いつくのに精いっぱいで例えばバックスイングが遅れ気味の場合には振り遅れになる確率が高くなりますので、そんな時はサイドラインを切ってアウトになるリスクを避けるためにコースを突くことができず甘い返球になる覚悟でフォア側に打つようにした方が良いかもしれません。


【パターン2】(スタート地点:フォア)(相手の位置:フォア)

スタート地点、つまりは自分のコートに相手の打球がバウンドした位置がフォアで、相手の立ち位置がフォア側だった場合です。

今回のパターンを図で表すとこんな感じです。

 卓球_打球の軌跡_X軸

打球はクロスに飛んでくるボールです。

クロスボールの特性は2つです。

1つは相手の打球した位置からスタート地点、つまり自分のコートに弾むまでの距離が比較的長いので、その時間も長いボールになりやすいので球速が同じならバウンドするまでの時間的な余裕はストレートボールよりもあるということです。

もう1つは後ろで打てば打つほど台の中心から遠ざかっていくことです。

前々回の記事で解説しましたね。

↓ 前々回記事はコチラ
【卓球の横の動き 『ストレート?』 『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】

【パターン2-1】相手がフォア側から定位置に戻る途上にいる場合

こちらが相手のフォアを突いたことにより態勢を崩し気味であったり、飛びつくような感じでコチラのフォア側に返球してきた場合には、すぐに定位置に戻ることができずに『戻りが遅れる』ケースがあります。

定位置に戻る途上であったら、もう一度フォアを突くのが効果的です。

バック側に戻ろうとしているところにもう一度フォア側を突かれると態勢が更に崩れていくことが多いからです。

こんな時はタイミング早く返球されればされるほど相手はきつくなってきますので、バウンドしてすぐに打つカウンターが効果的です。

『強いボール』よりも『速いボール』を心がけましょう。

更に相手の打つ態勢が悪くフォア側にかなりの重心が移っていて定位置に戻るのが遅いようなケースではバック側に狙うと効果的です。

追いつけないためにミスをしたり、チャンスボールが来るからです。

このケースではどんなコースでも回り込んでフォアで打ち込むような気持ちで次のボールを待ちます。

【パターン2-2】相手が定位置にいる場合

【パターン2-1】は相手が多少崩れてこちらに余裕がある想定ですが、今度は逆だと想定してみて下さい。

相手は比較的余裕を持って打ってきており、こちらにそんなに余裕がない状況です。

相手が既に定位置に戻って万全な体制の場合には、上記の【パターン1-2】に似ています。

しかしクロスボールの特性として台の中心から遠ざかっていく奇跡を描くので、相手のバック側に打つのはちょっとでも振り遅れると『即アウト』になってしまうリスクがストレートボール以上です。

ですから何としてもクロスに打っていきましょう。

振り遅れれば相手にとって『チャンスボール』になってしまうリスクは高いですが、『アウトになるよりははるかに良い』のです。

ラリーを続けることが最優先であることを考えるとまずは相手のコートに入る確率が高い返球を心がけることです。

自分のミスボールが思わぬコースを突く結果にだってなるのが卓球というスポーツです。

ハイレベルなゲームならともかく、「チョイうま」レベルで最も大切なのは『とにかく相手のコートに入れてラリーを続けること』です。

クロスに来たボールに差し込まれたらストレートを狙うのはハイリスクであることを覚えておきましょう。


【パターン3】(スタート地点:バック)(相手の位置:フォア)

スタート地点、つまりは自分のコートに相手の打球がバウンドした位置がフォアで、相手の立ち位置がフォア側だった場合です。

今回のパターンを図で表すとこんな感じです。

 卓球_打球の軌跡_X軸

バック側にストレートに来るボールは、距離が短くて到達時間が速いこともあり、フォアで回り込むのはリスクも高く難易度が高いのでバックハンドで返球するのが良いでしょう。

その場合、相手にとって想定する球種を読みやすいのでその分コース選定は大事です。

【パターン3-1】相手がフォア側から定位置に戻る途上にいる場合

これは先ほどの【パターン2-1】に似ていますがフォア側へ逆を突いた場合にはストレートボールでの返球になるので、相手にとってはよりタイミングが速く逆を突くボールが飛んでくるのでフォア側にバウンド直後でできるならプッシュ気味の速いボールをバックハンドから繰り出すと効果的です。

この時に気を付けたいのが相手がフォアを振りぬく余裕が無いと判断してバウンド直後のボールを「当てに行ったボール」が自分のフォア側にうまく返球され逆に自分にとってカウンターになってしまう、というようなケースでしょうか…。

カウンターを繰り出した時には『カウンター返し』が自分のカウンターになって墓穴を掘らないように注意にしましょう。

墓穴を 掘っている

もちろんバック側にも効果的なボールが打てます。

その場合には是非、『サイドラインを割る』ボールを狙っていきましょう。

 卓球_打球の軌跡_X軸

上の図のようにサイドライン上を通過するボールです。

自陣のバック側から相手コートのバック側への返球は『クロスボール』になりますから、『サイドライン割れ』のボールを打つことが可能なのです。

これがストレートボールと異なるコースの狙い方です。

特に短いボール、つまり自陣へのバウンドがネットに近いボールの返球は『よりきつい角度』で『サイドライン割れ』のボールを狙うと相手は苦しいはずです。

卓球_打球の軌跡_X軸

バックはフォアよりも即応しやすい打法ですが、フォア側に態勢が崩れた状態でここまできついコースを突かれればミスの誘発もしくはチャンスボールを返してくれる公算が高まります。

【パターン3-2】相手が定位置にいる場合

相手が既に守りの堅い態勢をとっている場合には、相手のバック側への返球は自陣のバック側へのカウンターを気を付けなければなりません。

従ってコースが甘い相手のバック側に速めのボールを返すのは意外に危険です。

バウンド直後にうまくバックハンドを合わせられて少しプッシュ気味打たれると一気に窮地に立たされます。

ですからスピードよりコースを慎重に狙っていくのがその後の展開には有利ではないかと思います。

先ほどの『サイドライン割れ』の短いボールを出してはどうでしょう。


【パターン4】(スタート地点:バック)(相手の位置:バック)

スタート地点、つまりは自分のコートに相手の打球がバウンドした位置がバックで、相手の立ち位置がバック側だった場合です。

今回のパターンを図で表すとこんな感じです。

 卓球_打球の軌跡_X軸

クロスボールです。特徴はバックに差し込んでくる可能性のあるコースです。

速いボールですとフォアハンドと違って『飛びつく』というような打ち方は難しいので、『素早く反応してラケットを出す』のが有効です。

バックハンドは基礎をマスターすれば、当てて返しやすい打法ですから『素早く反応して適切な角度でラケットにボールを当てられるかどうか』が勝負です。

【パターン4-1】相手がバックよりに立っている場合

もうこれはフォアストレートにカウンターで決まり!です。

クロスボールはストレートにカウンターを打たれるのが一番怖いのです。

ただ、当然打つ方はそれを意識していますので早く定位置に戻ることを意識しています。

ですから、クロスに来たボールだからと言ってすべてのケースでストレートにカウンターを打つのが効き目抜群となるわけではありません。

しかし、それまでのラリーの流れなどで『苦し紛れ』に打ってきたクロスボールやバランスを崩すなどしてバック側にいたまま、もしくは定位置への戻りが遅れているようなケースではストレートへのカウンターは絶大な効果を発揮します。

初心者はとかく『最も高い位置』でスマッシュなどの『強いボール』を決定打としたくなるところですが、『速いタイミングの速いボール』が『強いボール』に勝るケースもあるのです。

ちなみに『逆を突いて』もう1本バックの深いボールを打つという手もありますが、逆を突かれてもバックは反射神経の良い相手だとラケットに当ててきます。手が届けば『まぐれ』でもラケットに当たりますし、うまく返球されてしまうこともあります。

しかしこのケースのフォアストレートへのカウンターなら『ノータッチエース』も狙えます。

ラケットに当たらなければ『まぐれ』は絶対に起きないのです。

【パターン4-2】相手が定位置にいる場合

これは意外に難しいところです。バック側も平凡なコースだとフォアを狙われやすいですし、差し込まれてこちらが『サイドラインよりバック側』からフォアを狙うと相手を揺さぶることができません。

何故なら一度は相手コートにバウンドさせなければならないので、必ずサイドラインより内側に寄っていくボールしか打てないからです。

卓球_打球の軌跡_X軸

やっぱりバック側に厳しいコースを突きたいところです。自分の状況次第ですが、できるだけ『サイドライン割れ』のボールを狙っていきましょう。

ちなみに私はこのコースは必殺技として回り込んでフォアハンドで弾道の低い速いボールを厳しい『サイドライン割れ』に狙っていくのを得意としています。

いくら定位置で構えていても一撃で相手を仕留めることができる必殺打としています。

ただ、回り込んで厳しいコースで狙うのは難易度が高いですから、できるならバックハンドでプッシュした鋭いボールを『サイドライン割れ』狙いでいきましょう。

ちなみ回り込んでフォアハンドで相手のフォア側を狙うという選択肢もありますが、私はバック側への必殺コースとは逆にこのフォア狙いの回り込みフォアハンドを結構ミスします。

力んでしまうせいか、結構な確率でこっちが『サイドライン割れ』を起こしてアウトしてしまうんですね。

回り込みで左右に確実に打ち分けられると相手にとって『嫌な相手』になれるのですが、相手の虚を突いて相手も焦っているところで、こっちがミスると相手は『ラッキー♡』って感じでペースに乗せちゃったりするんですよね(^_^;)

ということで、無理して難易度のある打ち方をしてミスをして相手を調子に乗らせるよりも確実にコースを狙って『勝ちに行く』のも戦略のひとつとして覚えておきましょう。(自戒も込めて…)




観戦スナップ集
~ 世界卓球 2014 in 国立代々木競技場 第一体育館

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【フォアからどんなコースを狙っていけばいい? 「チョイうま卓球理論7」】 [スポーツ]

前回記事 【卓球の横の動き 『ストレート?』『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】 では、ストレートボールとクロスボールの違いやその特性につてお伝えし、パターン別にどの様なコースに返球すると有効かについてお伝えすることをお約束しました。

しかしながら…

それを語る前にひとつ知っておいておきたいことがありました。

打法によって自分の立ち位置が変わるということを念頭におかなければならないということです。

まずはそのお話をさせて頂きます。

卓球シルエット_スマッシュ


「フォアハンド」「バックハンド」 それぞれの打法と立ち位置の関係

卓球の打法として右に来たボールはフォアハンド、体の正面もしくは左側に来たボールはバックハンドで打つと打ちやすいことはどなたでも体感していると思います。(※右利きの場合)

<フォアハンド>


<バックハンド>


フォアハンドは打法の特性上、腕の長さを生かして打てるので自分の立ち位置より比較的離れた位置のボールを打ちやすいです。

これに対してバックハンドは体の正面や体に比較的近いところでないと打ちにくいという特徴があります。


特別な場合を除き台の左右の動きを抑えたいと思えば…

台の左右のどこに相手のボールが来るかはわかりません。

ですから右にも左にも対応できるように構えなければなりません。

できるだけ広い守備範囲をカバーすることを考えれば、右に来たらフォアハンド、左にきたらバックハンドで打つことをを前提に考えることになります。

そこで先ほどの『立ち位置』ですが、フォアの方が立ち位置から離れて打つことができるので、左右対称の守備範囲をかばーしたかったら『気持ち』バック側に構えるといいですね。

この左右の『立ち位置の違い』を踏まえて前回からの『本題』に入りましょう!

卓球


【パターン1】(スタート地点:フォア)(相手の位置:バック)

前回の記事の続きです。 スタート地点、つまりは自分のコートに相手の打球がバウンドした位置がフォアで、相手の立ち位置がバック側だった場合です。

↓ 前回記事はコチラ
【卓球の横の動き 『ストレート?』『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】

今回のパターンを図で表すとこんな感じです。
 卓球_打球の軌跡_Y軸

打球はストレートに飛んでくるボールです。

前回の記事でお伝えした通り、クロスボールは後ろで打てば打つほど台の中心から遠ざかっていきますが、ストレートボールはそういうことはありません。

フォア側ならよほどバック側に構えていない限り守備範囲ですから落ち着いて対処すれば追いつけないことが原因で空振りといったケースは少ないでしょう。

但し、ストレートボールは相手の打点から自分のコートへ最短距離で飛んできますので早い打点で早いボールを打たれて不意を突かれれば動けないまま『抜かれて』しまうパターンはありますが…。

さて、通常このパターンではフォアハンドで返球することが圧倒的に多いと思います。

どんな感じで返球するのが効果的でしょうか?

【パターン1‐1】相手がバック側にいる場合

ラリーの流れにもよりますが偏った位置にいる場合には台全体の守備範囲をカバーするために台の中央方向に移動して『定位置』を確保するのが一般的です。

しかし、早い打点で早い打球を打ってきた場合など『戻り』が間に合わない場合があります。

当然こちらも早い打点で早い打球を打たれると時間的な余裕が少なくなりますが、それは相手にとっても同様です。

その場合には相手から遠い位置が有効です。

つまりは相手のフォア側への返球です。

どんなスポーツにも言えることですが、いわゆる『空いているスペースを狙う』というやつですね。

卓球_打球の軌跡_X軸

もし相手から早い打点で早いボールが返ってきたら、こちらも『ラケット当てる』ことを考えてできるだけ低い弾道で返せば相手のコートに届くタイミングも早くなり相手の態勢が整う前に移動距離を増やせるのでこちらが優位に攻められる可能性が広がります。

但し、クロスに返すには多少なりともフォア側からの『回り込み』が必要です。ラケットにフォア側に返す角度をつけるにも『回り込み』が必要となります。

差し込まれ気味のままフォアを狙うと『振り遅れ』『フォア側への角度不足』で結局相手コートの真ん中あたりにバウンドして『ちょうど打ち頃のコース』になってしまいます。

自分自身が相手のボールに追いつくのに出遅れて『差し込まれ気味』であるなら、無理をせずに相手のバックを狙っていきましょう。

真ん中の『打ち頃コース』に比べれば、相手にとっては戻ろうとしたところに逆側にボールが飛んできて『逆を突かれた』格好になることも期待できます。

【パターン1‐2】相手が定位置にいる場合

相手が比較的遅いボールや深い位置の打点からの打球の場合、時間的に余裕があるのでこちらが返球しようとした時には既に守りの堅い『定位置』に戻ってしまっていることも多いです。

そんな場合はどんなコースを狙っていったらいいでしょう。

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下の記事は私と息子で観戦した世界卓球のレポートです。

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【卓球の横の動き 『ストレートボール』『クロスボール』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】 [スポーツ]

前回までは打球の『高さ』と『ネットからの距離』そして『打球の回転(スピン)』についてお伝えしてきました。

今回は『卓球台におけるX軸方向』についてのお話です。

卓球シルエット_スマッシュ

『X軸って?』という方は過去記事をご参照下さい。

【「打点」の高さを意識する 「チョイうま卓球理論1」】

  卓球台_座標軸


卓球の軌跡の『スタート地点』は卓球台の弾んだ位置

卓球は『必ず相手のコートに打球が1度弾んでから打ち返す』というスポーツです。

ですから相手の打球が卓球台に弾んで『自分が打つべき打球の軌跡の『スタート地点』『台上のどこか』になります。

卓球台サイズ

この軌跡の『スタート地点』からどの様な方向に打球が飛んでいくかは、その打球が卓球台に弾む時に『どの方向から入射してきたか』に大きく影響します。


X軸における打球の入射角と軌跡の関係


卓球_打球の軌跡_Y軸

上の図のように自陣の右端、つまりは『フォア側』で弾むボールが相手から返ってきた場合を考えます。

もし相手が左側(自分から見て右側)からボールを返球してきた結果として、自陣のフォア側に届いた場合は、X軸方向には『ストレート』に打球が返ってきたことになります。

この時は打球に極端な横回転がかかっていなければ下の図のように打球はまっすぐな軌跡を描いて飛んでいきます。

卓球_打球の軌跡_Y軸

これに対して、相手がフォア側(自分からみて右側)から返球した結果として自陣のフォア側に到達した場合には、台を弾んだボールは斜めに飛んでいきます。

卓球_打球の軌跡_Y軸

この様な軌跡を『ストレート』に対して『クロス』と言います。

上で説明した様に入射角の違いで『飛んでいく方向』が違う『ストレート』と『クロス』の2つの打球には、他にどの様な違いがあるのでしょうか?


(1)Y軸方向が同じ距離なら『クロス』の方が飛距離が長い


卓球_打球の軌跡_Y軸
  
上の図のようにクロスの方が台に弾むまでの距離が長くなります。

『距離が長い』ということは同じスピードのボールなら『到達時間が長くなる』ことを意味しています。


(2)ネットを通過する位置が異なる

ネットを通過する位置は、ストレートの場合はネットの端を、クロスの場合はネットの真ん中付近となります。

ここで卓球とテニスの大きな違いが浮き彫りになります。

テニスには『ボレー』があります。

クロスボールでネット付近に通過する時に、相手がコートの『いい位置』、つまりはネット通過直後に打つことができる態勢にあった場合には、『即チャンスボールになる』という大変リスクを伴う打球になります。

これに対して、卓球には『ボレー』はありません。ルール上、必ず自陣でワンバウンドさせないと打球することができません。

ですからクロスボールがネット上をどんなに打ち頃の状態で通過したとしても、それが相手のチャンス、つまりは自分のピンチを招くということはありません。


(3)弾んだ後の打球のコースの変化の有無

台を弾んだボールの軌跡がストレートはまっすぐに、クロスは斜めに飛んでいくということは、弾んだ後のボールをどこで打ち返すかによってX軸の打点に違いが出ます。

卓球_打球の軌跡_Y軸

上の図のように台にバウンドする『軌跡のスタート地点』からどの地点で打点するかによってX軸方向の打点が変わってくるのは『クロスボール』だけです。

例えば自分が『バック側』に位置していた場合、『ストレート』ボールは前で打っても後ろに下がって打ってもX軸のコースに変化はありませんが、『クロスボール』は上の図の赤い矢印で表されるように打点が後ろに下がれば下がる程、現在自分がいる位置から離れたところで打つ必要があります。
  

特性が及ぼす効果

この様な特性のある『ストレートボール』、『クロスボール』ですが、どの様な影響があり、それをどう受け止めれば良いのでしょう。

まず(1)の『飛距離の差・時間の差』ですが、ストレートの方が『速く相手の深い位置に到達』するわけですから、『速攻』で攻めたい時、スピード重視の攻撃の時などに有効です。

通常、相手が打球した際にどの方向にボールが飛んでくるかを判断することになりますから、『右に来る!』『左だっ!』と判断してから自陣に到達するまでの時間が短ければ短いほど判断してから『返球するまでの行動』に余裕がなくなるわけです。

総じて(1)に関して攻める側にとって『ストレートボール』は有効なコースとなります。

では守備側に回った時はどうでしょうか?

速いボールで相手に攻められた時に『返すので精いっぱい』になってしまった時に、相手の強いボールの反発力を利用して『当てるだけ』で守りを攻めに転じるようなコースに狙うことができれば、時にスピードと相まって効果があるボールが打てるケースがあります。

しかし、相手が待っているコースに打つ場合には更に自分に速いタイミングで返ってきてしまいます。

ですから、相手の立ち位置次第で自分の態勢を立て直す為に『敢えて』相手のコートにバウンドするまでの時間が長いクロスに打ち返すのも一つの選択になります。

(2)のネット通過の位置に関してはあまり気にする必要はありません。

(3)の特性は打球を受ける側に大きく影響するので、コース選定を考える上で最も考慮したい項目です。

卓球_打球の軌跡_Y軸

この図でもし自分がバック側に立っていたとすれば、ボールはフォア側に『逃げていく』ことになります。

特にバックに来ると予想した場合に『逆を突かれた』ら、『ボールに追いつくこと』すらできないケースもあります。
  

『ストレートボール』を打つか、『クロスボール』を打つか?

さて、『打点の位置』と『打つ方向』によって上の様な特性が現れることをご理解頂いた上で、どの様な局面でどの様なボールを打つと効果的か?ということに触れたいと思います。

これまで説明したことは特段難しいことではなく直感的にわかることではありますが、卓球の初心者はそのような特性を活かしたコースに返球するということについて意識しないで打ち返してしまう傾向にあるように思います。

ここを意識すると優位にゲームを進めることができるようになるのではないかと思います。


【パターン1】(スタート地点:フォア)(相手の位置:バック)

ということで次回は…

台に弾む位置を『スタート地点』として、相手がどの位置にいるかということも踏まえてパターン別にどんなコースに返球すると効果的か考えてみましょう。

〔次の記事へ〕 
【フォアからどんなコースを狙っていけばいい? 「チョイうま卓球理論7」】




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【ドライブの軌跡は? 「回転(スピン)・上回転」を知る 「チョイうま卓球理論5」】 [スポーツ]

前回の【ピンポンが卓球に変わる 「回転(スピン)・下回転」を知る 「チョイうま卓球理論4」】では、下回転についてご説明しました。

下回転の打球のやりとりはラリー序盤でよくあるパターンですので基本的なことを知り対処できることがラリーを続けていく上で重要です。

今回は『回転(スピン)』のもうひとつのパターン『上回転』についてお話したいと思います。

卓球014.jpg


ドライブってどんな?

卓球のみごたえの一つにドライブの打ち合いがあります。

豪快なドライブの応酬は卓球観戦の大きな醍醐味です。



こんなラリーを続けられたら気持ちいいですね。

卓球012.jpg

この少女のイラストは下から上にラケットを振り抜いた、正にドライブを打った瞬間です。


攻撃の花形でもある上回転(トップスピン)をかけたドライブという打法。

今回はこのドライブについて理論的な要点をまとめていきたいと思います。

 卓球_上回転003.jpg


上回転の弾み方

上回転の打球がラケットに当たった時にはどうなるのでしょうか?

下回転の説明の時と同様に台をバウンドした打球が壁に当たった時の弾み方を見てみましょう。

 卓球_上回転001.jpg

下回転の時とは逆に入射角以上に『鋭角』に上方向に弾みます。

この鋭角具合は回転がかかればかかる程鋭く上に弾んでいきます。

特に上の動画をご覧になるとお分かりになると思いますが、下回転を掛けるのに比べて、上回転をかけるときには、フォアハンドで豪快に行うことが可能なので回転力の強いドライブを打つことが可能です。

下回転に比べると強い上回転がかかっているため、ラケットに当たった瞬間に強烈に上に弾むボールを打ち返さなければならない局面が多くなってきます。


上回転の打球の返球の仕方

回転のかかった打球を返球する時には反発する方向を『相殺する』角度にラケットを調節して当てることです。

 卓球_上回転002.jpg

ラケットに当たったボールが上に飛んで行かない様に『相手の打球を抑え込む』様に打つことになります。

ラケットの角度は垂直の①だとそのまま上に飛んで行ってしまいます。

②の水平ですとボールを当てることは不可能です。

ですから③や④の様に『下向き』に当ててあげます。

回転が強ければ水平に近い③の様な角度で、弱ければ④の様にラケットを立ててあげます。


反発力が下回転とは違う

但し、下回転と上回転の弾み方は回転による反発方向の違いだけではありません。

下回転が打球の進行方向に対して『相殺する』力が働くことやそもそも打つ時に進行方向と逆方向に力を与える打ち方なので球威がない打球であるのに対して、ドライブは打球の進行方向に力がかかっているので台を弾んでも球威の衰えが少なく勢いよくラケットを弾くので回転力を抑えると同時にボールの勢いも殺さなければなりません。

従ってドライブに慣れていない人にとっては『思っている以上』に球威を抑え込む角度が必要だということに気づくことになると思います。


ドライブの効果はその『軌跡』に顕著に現れる

ドライブの効果は相手のラケットに当たった時だけではありません。

その打球の軌跡が下回転や『緩い上回転』や無回転(ナックル)とは大きく異なります。

 卓球_上回転004.jpg

強いドライブの打球は球が下向きに軌跡を描く力が働きます。

台の下から打ったボールは回転がかかっていなかったりした場合、打点の時にラケットがボールに与えた方向に力が働きます。

この場合、ネットを越えるため勢い良く上に向かって打つとそのまま相手のコートに弾むことなく飛んで行ってしまい、『オーバー』となってしまいます。

相手コートに入れるためには、打つ力を調節して球の勢いが程よく殺され、重力でボールが落ちるようにします。

この打ち方だと相手にとって程よいスピードでしか返球ができません。その軌跡は『放物線』を描きます。

ふわっとした打ち頃のボールを返してしまい易いのです。

しかし、上の図の様にドライブで返すと強い回転力によってボールの軌跡は下へ、下へと描きます。

そのためラケットで強くボールを当てても、

『ネットを越えたボールがそのままその勢いで相手コートに弾まずに飛んで行ってしまう』、

ということがありません。

放物線を描いたボールの軌跡よりもはるかに手前にボールは着地するのです。

ですから相手に厳しいコースを突かれて打点が下がってしまったような場合にも、

『お決まりのチャンスボールを返してしまう』という悪循環から抜け出させてくれます。

ドライブには攻撃的な側面だけに目が行きがちですが、防御にも強い武器となる打法なんですね。

相手にたやすくチャンスボールを返さないためにも覚えておきたい打法です。


ドライブは台の弾み方も違う

更にドライブが相手の台に弾んだ時にも他の打球とは異なります。

 卓球_上回転005.jpg

上回転がかかっているということは、進行方向に対して『下へ、下へ』と軌跡を描きたがる打球なのは、打球してネットを越える時だけでなく相手の台を弾んだ後も維持されます。

この軌跡の傾向も回転力の強さに応じて変わります。

ドライブが他の回転と比べて『強く』かけることができる(し易い)打法であることから、強くその傾向が現れやすいのです。

『温泉卓球プレイヤー』から見ると、強いドライブがかかった打球は思っているよりも低い弾道を描くのです。しかも台に弾んだ後もスピードが維持されています。

台を弾んだ打球は『低く伸びる』ボールに見えます。

これに慣れていないプレーヤーは『差し込まれる』ような格好になって、『振り遅れ』て思う様に返球できないことになります。


ドライブを安定して返球するには…

ドライブは『低くて速い』軌跡で自陣を攻めてきます。これにまともに対応するのは難しいです。

これに安定的に対応する比較的な対応方法は、

『速い打点』を心がけることです。

自陣の着地点を素早く予測して台に着地して弾んだ後すぐに打球することです。

スピードも回転も強くかかった打球を返球するには角度の調節が大変ですが、打点のブレを防ぐにはできるだけブレの確率が低い着地点付近で台に弾んだ直後のボールをラケットに当てることです。

当てるラケットの角度さえ間違えなければ意外に入ってくれます。

この時に狙うのはできるだけネットすれすれの高さにラケットの角度を調節して打球することです。

その時にもし相手のコートにバウンドすることなく『オーバー』してしまうようでしたら、それは打点が低すぎる、つまり打点が早過ぎるということですので、気持ち打点を遅らせて打点を上げてみます。

この打点の高さと打球の軌跡の関係は過去記事を参考にしてみて下さい。

【「打点」の高さを意識する 「チョイうま卓球理論1」】

とにかく『適切な角度でラケットに当てる』ことだけに専念して下さい。

ラケットを振るようなことはせず、『当てるだけ』です。

ドライブは強烈な力とスピードがありますので、ラケットを振りまわすと余計な力で思わぬ方向に飛んで行ってしまったり、『角度の調節』の精度が下がるなどのデメリットがあるからです。

そして、もともと速い打球ですから当てるだけでも結構速い打球が返ります

ですからコースさえ良ければそれだけで攻撃力があります

無理してラケットを振りまわして高く上がった打球を返球するくらいなら、低い打点で相手のスピードを利用して鋭いコースに低い打球を返す方がはるかに『攻撃力』のある打球になるのです。

自信を持った相手のドライブを鋭いコースに返球してキマッた時には結構気持ちいいものです。

是非それを味わって欲しいものです。

〔次の記事へ〕
⇒ 【卓球の横の動き 『ストレート?』 『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】




観戦スナップ集
~ 世界卓球 2014 in 国立代々木競技場 第一体育館

会場の『国立代々木競技場 第一体育館』はこんな感じ
世界卓球

プレー中は静まりかえり固唾を呑んで見守ります
世界卓球

ニッポン!ニッポン!はやっぱりコレ!
世界卓球

ミスした時にため息はご法度です(笑)
世界卓球

下の記事は私と息子で観戦した世界卓球のレポートです。

卓球も世界レベルはみごたえ充分です!

【『世界卓球』観戦記 スーパープレイと感動をもらった! 2014年 in 国立代々木体育館】

2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト
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【ピンポンが卓球に変わる 「回転(スピン)・下回転」を知る 「チョイうま卓球理論4」】 [スポーツ]

前回の【「高さ」を意識して打球する コントロールがモノを言う 「チョイうま卓球理論3」】では、高さを制御することについてご説明しました。

台のZ軸とY軸の関係による打球の変化についてもう少し深くお話を進めたいと思います。

『Z軸って何?』という方はコチラをご参照下さい
『卓球台を座標軸で考える』

打球の変化や打ち方を考える時に今までは考慮しなかった『回転(スピン)』について度外視するわけにはいきません。

というわけで今回は『回転(スピン)』についてお話したいと思います。

卓球シルエット_スマッシュ


『回転(スピン)の種類』

打球の回転は基本的に以下の様に分類されます。

・下回転

・上回転

・横回転 (右回転・左回転)


そして実際の打球はこれらの中間的な回転が存在します。


卓球における下回転とは?

球の下側で打球してラケットを手前から奥へ押し出すようにすると球は下の図の様に回転がかかります。

 卓球_下回転

 卓球_下回転


下回転の打球が台を弾むと…

打球の進行方向に対して台に弾んだ時に反対方向に力がかかります。

従って「下回転」は台に当たると進行方向の力を『相殺』する力がかかり打球のスピードを落とし勢いを落とす効果があります。

 卓球_下回転

「球が思ったほど伸びなくて」打点のタイミングが変わってくるかもしれません。

相手のコートに弾んだ『下回転の打球』は、回転が少し弱まりながらも下回転が維持されます。

かけた回転の強さにより維持される強さも変わってきます。

「ほんの少しだけしか」かかっていない下回転は打球の進行にかかる力によって、台に弾んだ時に『相殺』されてしまうかもしれません。


『下回転』はラケットに当たるとこの様に弾む

下回転の打球の最も大きな影響はラケットに当たった時です。

まずは、台を弾んだ『下回転を維持された打球』がどの様にY軸方向に跳ね返るかを考えてみましょう。

例えば、卓球台を壁に付けて壁に当たった弾み方を観てみると下の図のように下側に跳ね返ります。

 卓球_下回転

通常なら入射角と同程度に反対側、つまりは上側に跳ね返るのですが、下回転がかかった打球が壁に当たると壁に当たった瞬間に回転力によって下に跳ね返ります

回転力が強ければ強いほど下側に急角度に落ちていくことになります。

もしラケットを壁と同様に『垂直に立ててボールに当て』れば、当たった瞬間に下に跳ね返ることになり、『ボトッと』落ち、ネットを越えることはできません。


下回転の打球の返球の仕方

過去記事で前提してきた『軽い順回転』つまりはゆるい上回転がかかった『素直な打球』を打ち返す時には『ボールの反発』を利用して打ち返すことができますが、下回転がかかった打球を同じように打ち返そうとするとネットに引っかかってしまいます

ラケットに当たった瞬間に台をめがけて落ちていく打球にしないためには、ラケットの打面を上に向けて相手の打球をZ軸の上向きに弾ませてネットより上を通過するように上向きに力を与えてあげることが必要です。

 卓球_下回転

ラケットに対するボールの上側に反発する力を利用することです。

下回転の『下に弾む力』に対抗するには、できるだけ打球に対して上向きにすることです。

『強い下回転』がかかっていれば、それだけラケットの打面を上向きにすれば、ラケットを弾んだ打球が台に向かっていくようなことがなくなります。

しかしながら、上向きにし過ぎると打球の位置によってはネットに届かず自陣のコートに落ちてしまいます。

 卓球_下回転

上の図で①はラケットを垂直に立てた場合です。この場合は先述の様にラケットを弾んだボールは下に落ちてしまいます。

②は①とは逆に完全な『水平』です。垂直方向に反発力を得られますがY軸方向には反発しません。

ですからラケットを弾んだボールは上にふわっと上がってネットまで届くことなく台の自陣に落ちてくるでしょう。

また、Y軸方向に飛んでくるボールをラケットを水平にして当てるのはかなり難しく『空振り』する確率が高いです。

③は水平に近い角度で、④は③よりも垂直に近い角度で打つことになります。

③は下回転による下側に落ちる反発する力を殺す効果が高い反面、『ネットに届かせる』力が弱い角度です。

④はその逆です。

つまり③や④の角度を『ちょうど良い角度』に調節することでネットを越える打球にします。

しかしながら…

相手の打球の反発力を利用するだけでは、相手の打球に勢いがなければいくら角度を調節してもネットに届くことはできないかもしれません。


ラケットを押し出すことによって下回転のボールは簡単にネットを越える

相手の打球の反発力を利用した『ただ当てるだけ』の打ち方ではネットを越えていかないかもしれない問題はラケットを押し出すことによって解消できます。

 卓球_下回転
 
上の図の赤い矢印の様にラケットをボールの下に添えるようにしながら前に押し出すことによってボールの推進力を確保します。

この下回転の相手の打球をラケットを下に添えて押し出すようにして打つ打法は、

『ツッツキ』 なんて呼び方をします。

『突っつく』ような打ち方だから『ツッツキ』。

ちょっとカッコよい呼び名ではありませんが、卓球をしていれば誰でも知っている言葉です。

私も正式なカッコいい名称が何て言うかしりませんが、とにかく下回転の返球の基本は、この『ツッツキ』なんですね。



『ツッツキ』の重要性を説くとても参考になるのはこの動画



さてツッツキには推進力が得られる他にもうひとつ大きな効果があります

何でしょうか?

それは『ボールの回転が逆回転になる』ということです。

ただ『当てるだけ』で返球した場合は、相手のかけた『下回転』は維持されるか、反発に伴い弱まっていくかのどちらかです。

もし『下回転が維持』された場合にはそれはコートの反対側にいて自分に向き合っている相手にとっては下回転ではなく『上回転』となります。

従って、自陣の台、ラケットと2回のバウンドを経たために回転が弱まったボールは、相手にとって『緩い上回転のかかった』正に『打ち頃』の打球なんですね。

それに対してツッツキはラケットを押し出すことによりラバーがボールをこすり逆回転させる効果があります。

従って相手にとって『下回転』の打球となって相手のコートに侵入していきます。

今まで自分が返球する時に注意していたことを相手にも必要とさせるわけです。


下回転を身に着けるだけで一歩抜きん出ることができる

温泉卓球レベルでは回転がかかったボールを返球することに慣れていませんので、下回転のサーブが打てればほぼ勝てたも同然になると思います。

仮にまぐれで打ち返せたとしてもこちらがツッツキで返球すれば、継続して下回転のボールを返球しなければならずいずれはミスしてくれます。

つまり「温泉卓球業界」では『下回転を制することは大きな武器』となります。

しかし…

これが通用しない温泉卓球プレイヤーが存在します。


下回転のボールを攻撃的に返球する

下回転の基本的な返球の打法はツッツキですが、攻撃的に返球する打法があります。

それはや『ツッツキ打ち』と呼ばれる打法や『ドライブ』と呼ばれる『上回転』をかける打法です。



上の動画で紹介されているのは『ツッツキ打ち』と呼ばれる打法です。

下回転のかかったボールをラケットの反発を利用して返球するのではなく、『打つ力』でボールを入れていく方法といいましょうか…。

詳細については次回以降の記事でご紹介します。

さて「温泉卓球業界」で一歩抜きん出たはずの『下回転マスター』となったあなたの強敵は、この『ツッツキ打ち』とか『ドライブ』を直感的にできてしまう人たちです。

どんなボールが来ようが、『力でねじ伏せてしまう』タイプとでも言いましょうか…。

こちらが返球したボールの『下回転のかかり具合』が程よかったりすると気持ちいいように入っちゃうんですね。

この様な人たちにはまた別の対策がありますが、今回はまず『下回転の特性』とツッツキにより返球する方法までを理解して頂きたいと思います。

『チョイうま卓球理論』シリーズでは、実際のテクニック的なことや練習法などにはあまり触れず理論的なことだけをお伝えしていますが、今回ご紹介したような動画は非常に練習する上で参考になることが多いと思います。

是非、理屈がわかったらどうやって打てば良いのかを確認した上で、実際に卓球台を前にして試して頂けたらと思います。

〔次の記事へ〕
【ドライブの軌跡は? 「回転(スピン)・上回転」を知る 「チョイうま卓球理論5」】




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~ 世界卓球 2014 in 国立代々木競技場 第一体育館

会場の『国立代々木競技場 第一体育館』はこんな感じ
世界卓球

プレー中は静まりかえり固唾を呑んで見守ります
世界卓球

ニッポン!ニッポン!はやっぱりコレ!
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ミスした時にため息はご法度です(笑)
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下の記事は私と息子で観戦した世界卓球のレポートです。

卓球も世界レベルはみごたえ充分です!

【『世界卓球』観戦記 スーパープレイと感動をもらった! 2014年 in 国立代々木体育館】

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