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【"核のゴミ"はどこへ ~検証・使用済み核燃料~】 [テレビ・ラジオ]

NHKスペシャル『"核のゴミ"はどこへ ~検証・使用済み核燃料~』を見ました。

日曜日の再放送のようです。

火力発電所
(写真は火力発電所のものです)


以前からこの問題が存在することは考えていましたが、テレビを見ていていろいろな当事者を目の当たりにして本当に考えさせられました。

原発そのものの危険性もさることながら、原子力発電から出る使用済み核燃料や核のゴミをどうするかは本当に深刻な問題です。

番組で説明されていることが本当ならひどい話としかいいようのないものです。

行政の責任はあまりにも重い…。


核燃料のリサイクルは「夢のプロジェクト」かもしれませんが、実際には立ち行かなくなっており行政のなかでも電力会社でもコストだけがかかる続けても意味ないものだという意見が出ているにもかかわらず、全国の原発から六ヶ所村に集められた使用済み核燃料が、リサイクルを待つ『資源』から一気に『核のゴミ』になることが問題だということです。

六ヶ所村の取り決めではリサイクル燃料でなくなった時点で『ゴミ』となった使用済み核燃料は全国の発生元原発に戻さなければならないという『取り決め』があるため、もしリサイクル事業から撤退すると事実上、原発の稼働は不可能になるという問題が背景にあるようです。

また原燃と呼ばれる会社は民間企業で有利子負債が1兆円以上ありリサイクル事業を止めたらとんでもないことになると…。

こんなことで国家の大事なプロジェクトが決まっていくんだと思うと…。

私は原発の恩恵を得ている首都圏の住民ですので簡単に原発に反対するのは自分勝手な気がしてしまうのですが、このゴミ問題がいまだまったく解決策がないまま宙に浮いていることと無駄なプロジェクトで毎年膨大な費用が垂れ流されている実情をほっておくのはどうにかしなければいけないと…。

原発の危険性についてはひとまず置いておいたとしても既に行き場を失った使用済み核燃料が宙に浮いているのに、更にそれを増やしてしまう原発稼働は本当に慎重さが必要だと思います。

現在は『核のゴミ』をガラスとまぜて容器に密閉して地下深くに埋める計画のようですが、その引き受け手はいないとのことです。

そりゃぁそうでしょうね。

『絶対安全だ』って言われていた発電所があんなことになってしまって、『絶対安全だ』って言われても危険なものの集合体を引き受けるなんて無理でしょう。

既に青森では『ゴミ』なんか引き受けるつもりではない!という機運も高まっているみたいで本当にこの問題は待ったなしな感じになっています。

全国には経済的な利益の恩恵と引き換えにこういった施設の受け入れを考えます。

自治体の財政をどうにかしようと首長が推進するところもあれば地域活性化を目指す住民が誘致活動する自治体もあるようです。

なんだか身を削っているようで、そうじゃないところで暮らすことがとてもひどいことをしているように感じます。


日本は経済的に弱っても不便を強いられても『我慢して』決断しなければいけない時なのかもしれないって思いました。

あの震災の後、計画停電やいろいろな公共施設でも電気の節約で不便を感じることも多かったですが、危険な『ゴミ』と隣り合わせに暮らす人を増やすことを止められるのなら、できる我慢はした方がいいんじゃないかって普段わがままな私でも思いました。

こういう問題って感情で左右されるのはどうかとも思いますが、感情がなくなってしまったら、それはそれで大きな問題のような気もします。

政治に携わる方、行政を担う方も、大きな国家観と併せて人間的な感情も忘れないで物事を見る目を持って欲しいと思いました。



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