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【家族の入院を乗り切るには…】 [健康・病気]

前回の記事【妻が入院生活を送るということ ~シェーグレン症候群って何?】に引き続き、入院のことについて書きたいと思います。

病院


血栓ができた原因が不明のまま血液をサラサラにする薬の投与により治療を続けていた妻ですが、経過は良好でした。

血液濃度も目標とする数値に順調に推移していたことから、点滴から飲み薬に変えてもらえました。

点滴

妻の様子も辛そうな感じもなく頭痛も軽くなったようです。

ただ、やっぱり疲れるようで暇つぶしに持って行った雑誌などはあまり読む気が起きないようです。

治療といっても、薬を飲むのと定期的な検査をするだけです。

聞いていた深刻な状況の割には、治療はとても地味な感じでした。

血液検査はこまめにしていましたが、それは血液のサラサラ度を測っているだけで、血栓がどうなっているかはわかりませんので、主に問診によって状況を確認しているわけです。

先生は問診の結果から状況の好転を感じて、またMRIによる血管の状況確認のための検査をするとおっしゃいました。

大分よくなってはいるものの、まだ開通とは言い難い状況でした。

私の会社の社長も気にかけてくれていて、ときどき妻の状況を報告していたのですが、原因不明であることなどを心配してくれて、セカンドオピニオンを求めてはどうかと勧めてくれました。

「いろいろと知り合いの方などを通じて紹介できる医師もいるから、その気になったらいつでも言ってくれ」と、言って頂きました。

私も原因がなかなか見いだせない状況になっていた時からネットなどでセカンドオピニオンに関して日本での現状などを調べていましたのでチャレンジしたいと考えていました。

⇒ セカンドオピニオンとは

丸山ちゃんを信用していないわけではありませんでしたが、とにかくできることは手を尽くしたいという気持ちも強かったのです。

特にこの病院にお世話になる前の経緯を体験しただけに、「あの時にやっていれば…」なんてことにだけにはなりたくなかったのです。

妻にセカンドオピニオンのことを伝えてみました。

妻は非常にそのことに消極的でした。

丸山ちゃんを全面的に信用していたこともあるし、新しい先生に診てもらうにはいろいろな検査をしなければならないことが気が重いようです。

当事者の気持ちには、家族でもなれないとは思いましたが、一時の「気が重い」程度の理由で『手遅れ』にでもなったら…と思いました。

正直なところ、無理やりにでも受診させたいと思いました。

でも脳の病気なので、私が無理に勧めてそのことが余計なストレスを発生させて、せっかく順調な経過を悪くすることもするわけにもいかず、何度か説得を試みたもの首を縦には振ってはくれず、仕方なく諦めました。

この時は本当に大声で叱ってでもという気持ちもありました。

喧嘩をしてでもって気も起きました。でも、堪えました。とても悩みましたが…。

さて、休みの日には、子どもたちを連れて見舞いに行くのが日課でしたが相変わらず娘は妻の食べ残しを食べるのをすごく楽しみしていました。

そんな娘が…

ある夜、私の母が留守番をしてくれていて、私が帰ると、娘がおなかが痛いからとソファで横になっていました。

 腹痛

時々おなかが痛いということがあったりしますが、大抵はトイレに行ったり横になっていれば落ち着きます。ところがその日は様子が違っていました。

夜でしたが緊急を受け付けてくれる小児科の病院に連れて行くことにしました。

すると…

病院では「盲腸の疑いがあります。現状では確定することはできないので、明朝、受診して欲しい。」

ま、マジっすか? ……

妻だけでなく、娘までが…

いくらなんでも入院することにでもなったら、違う病院を見舞いの「はしご」するのは、無理だ!

と考え、翌日妻のいる病院に娘を連れて行くことにしました。

「手術するほどではないが、すぐ入院してください。」

妻と同じパターンです…。

「親子ともども、よろしくお願いします。<(_ _)>」

娘の入院手続きをした後に妻の病室に行って状況を説明しました。

妻は何だかうれしそうです。

「後で病室に行ってみる。」なんて言ってます。

私としても盲腸ならそんなに心配することもないだろうとは思っていましたが…

私の両親も妻の両親も割と近いところに住んでいて、いろいろと助けてもらって何とかやりくりしてきましたが、さすがに二人の入院者を出して、ちょっと「ふぅー」って感じでした。

娘も入院が初めてでちょっと落ち着かない感じでしたが、何より盲腸なので飲まず食わずが堪えていたようです。

娘のこの状況のモチベーションは、この状況を我慢すれば、

「お母さんが食べている、あの美味しい夕食が食べられる!」

ってことでした。

本当に楽しみにしていました。

少女の妄想

朝、入院してそのまま飲まず食わず。

看護婦さんからも「夕食は出ますよ。」と言われて、ワクワクもんです。

そして、待望の夕食時間。

トレーに載せらてきたのは…

  OS1001.jpg

OS1という「経口補水液」1本でした。まぁ、味のないポカリスエットみたいな飲み物です。

トレーがあるだけ、悲しさが増す感じです。

  しょんぼり

可哀そうに…とは思いましたが、ちょっと笑ってしまいました。

娘はかなりがっかりしてました。

妻には娘の病室の部屋番号を伝えていたので、その後部屋に「見舞い」に行きました。

 娘の寝姿

パジャマ姿で小児病棟に入っていくおばさん…。

ナースセンターのところで、よく止められなかったなぁ。

結局、娘はすぐに良くなって2泊3日のお泊りで全快となったのですが、残念ながら美味しい「あの夕食」にはありつけなかったようです。(笑)

そんなこともあった我が家の入院騒動ですが、結局、妻は投薬で普通に生活できるまでに回復しました。

最終的に、妻の大嫌いなカテーテル検査で経過が良好なら退院してもいいということになりました。

丸山ちゃんは、「もう退院したいでしょ?」なんて笑いながら言います。

妻は、もう相部屋の入院生活にかなりストレスを感じていて、1日も早く退院したいようです。

我慢してカテーテル検査をしてくれました。

丸山ちゃんに検査結果の説明を二人で受けました。

丸山ちゃんは、

「だいぶ、血栓が小さくなって流れがよくなっています。これなら退院、いいでしょう。」

と、言ってくれました。

「ありがとうございます。」

本当に嬉しかったです。

息子は、お風呂も寝るのも妻といつも一緒なのできっとさみしい思いをしています。

その後は、2週間後、1ヶ月というように通院をして検査を受け、薬をもらって帰る日々でしたが、検査のたびに少しづつ良くなりホッとしました。

薬は毎食後9種類を飲まなくてはならず、病院から帰るとコンビニの袋いっぱい詰まった薬を1日分ごとに小分けにするのが妻の日課でした。

そして、夏休みになるころ…

丸山ちゃんからは、

「もう、薬もなくても大丈夫そうですね。検査も半年後でいいでしょう。」と言ってもらえました。

「夏休みだから、旅行、行って来たらどうですか?」

 レジャー001.jpg

「大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。全然心配ないですよ。」

丸山ちゃん、ナイスです。

妻の入院生活はちょうど1ヶ月間でした。

記事の内容からすると短いとお思いになるかもしれません。

でも、私にとってはとても長い1ヶ月でした。

家のことは全て、妻任せ。意外に大変だったのが、子ども二人の学校からの手紙やらなんやらを確認して必要な準備をしたりするのが、結構面倒だということでした。

私の両親も妻の両親も近くに住んでいるので、本当にいろいろ助けてもらえて親のありがたみを感じました。感謝です。

  両親

会社でもいろいろ配慮してもらえて助かりました。感謝です。

丸山ちゃんも看護婦さんたちも良くしてくれて、何より患者が明るくなるような環境を作ってくれたのは感謝です。

 お医者さんと看護婦さん

そして、私の仕事も比較的落ち着いた時期で幸運でした。

でも、やっぱり家族が入院するのは、もうこれっきりにしたいものです。

原因がわからないので再発する可能性がないわけではないですが、妻は血液がサラサラになるために今はアーモンドとトマトを良く食べています。

とてもいいそうです。


元気になって家族が一緒に過ごせること、それだけで幸せなんだと、それまで以上に感じた我が家のできごとでした。

 家族

【妻が、脳静脈血栓症になりまして…】

【妻が入院生活を送るということ ~シェーグレン症候群って何?】

《追記》

この病気が快復後、今度は肺動脈の血管が詰まってしまいました。

闘病の様子はコチラへ ⇒
【妻が「慢性血栓塞栓性肺高血圧症」という難病かもしれない】

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コメント 4

ryuyokaonhachioj

お大事にして下さいね。
by ryuyokaonhachioj (2012-09-08 09:25) 

ハマコウ

気安く話せ 信頼できるお医者さん
ありがたいですね
by ハマコウ (2012-09-08 11:29) 

くるめっち

こんにちは(*´∀`*)b
ダブルパンチですね(ーー;)
お医者様の言うとおり、温泉旅行にでも行かれてはどうですか?
健康であることのありがたみって、辛い思いをして改めて感じるものですね・・・

私は、急性肝炎になって全身がだるまのようになったとき、
そして、子宮がん検診で陽性反応が出たとき、
死んでたまるか!!と、健康食品をたくさん摂りました(^^;
健康体の今、健康食品をとることが日課となってます。
自分の身体を大事にするようになりました(´▽`)b

お大事に(#^.^#)

by くるめっち (2012-09-08 14:44) 

はる

>ryuyokaonhachioj さん
コメントありがとうございます。今はふつうに暮らしています。

>ハマコウさん
コメントありがとうございます。そうですね、よくインフォームドコンセントと言いますが、気さくに相談に乗ってくれるお医者さんは昔から人気がありましたよね。

>くるめっちさん
ダブルパンチ、大変でした。
全身だるまってすごいですね。そうですね、「死んでたまるか!」みたいなのって大事なようですね。病は気からと言いますが、それが病気の快復によく作用するのは科学的にも立証されているようですからね。
お互い、健康でがんばりましょう!


by はる (2012-09-08 16:41) 

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