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【妻が、脳静脈血栓症になりまして…】 [健康・病気]

頭痛の女性

ちょっと衝撃的なタイトルにしてしまいましたが、妻がこの病気で入院したのは、1年前のG.Wの頃…

お陰様で、今はすっかり良くなって元気に過ごしています。

ただ、当時は本当に衝撃的で目の前が真っ暗になるくらい心配をしました。

その時のお話を今日は綴りたいと思います。

ある時期から頭痛とめまいを口にするようになっていた妻。

頭痛001.jpg

大の病院嫌いで、ちょっとやそっとの体調不良では私がどんなに言っても病院には行かない妻です。

「背中が痛い」って毎日辛そうにしていたのを見兼ねて、息子が接骨院に行くことがあったので、無理やり受診させたら、「骨にひびが入ってます」なんてこともありました。

そんな妻がその時は自分から病院に行ったのです。

今までにない痛みだったのでしょう。

近くの中堅どころの市立病院で診てもらうと、

『これといった病気は見当たらない』

ということでした。

CTスキャンをしたり、耳鼻科、眼科、いろんなお医者さんに診てもらっても、特に「これ」といった病気にたどり着かず、

「様子を見ましょう」

ということに。

ただ、心配なので、MRIをしてさらに精密に検査しましょうということになっていました。

MRI001.jpg
 ⇒  M R I

ただMRIは予約が結構先まで埋まっており2週間後の予定となっていました。

そんな感じですっきりしない日々を送っていたある日曜日、その日は特に頭痛が酷かったようで、自分から病院に行くと言い出しました。

少し腕が上げづらいとも言っていました。

私もちょっとただ事ではないなと思いました。

その市立病院に電話をしたところ、担当の先生が休日でいないので緊急なら他の病院を当って欲しいということで、何軒かの病院を教えてもらいました。

比較的近くにある大学病院に電話をして症状を伝えたところ、急患で受け入れてくれるとのこと。

妻は入院できる着替えなど一式が入ったバッグを既に用意しており、それを持参してとにかく病院に向かいました。

やはり自分から病院に行くだけあって、そのくらいの覚悟を持っていたようですが、私は正直なところ、そこまで深刻には思っていませんでした。

病院001.jpg

急患扱いで受け付けをすると、すぐに当直の先生に診ていただくことができ、問診と血液検査、CTなどの結果から心配な状況なのでMRIを撮るとのこと。

診察室.jpg

脳の血管が詰まっている可能性が高いということでした。

とりあえず、1泊かもしれないけど、その場で入院が決まりました。

私は正直言って、「そんなに悪いのか…」って感じで、ちょっと焦りました。

確かに今回は自分から病院に行ったので異例とはいえ、寝込むほどではなかったし、正直なところ、いつも元気ハツラツとした嫁ではないので入院なんて縁がないものと思っていました。

精密検査の結果、やはり脳の血管がつまっていて、それもかなり深刻な状況だと告げられました。

一般的に脳の血管が詰まることによる病気というと、「脳こうそく」が有名です。

脳こうそくが動脈が詰まる病気であるのに対して、私の妻は静脈が詰まってしまったのです。

動脈が詰まると脳に血液が行きわたらなくなるので大変なわけですが、静脈が詰まると脳から出口のない血液が頭の中にどんどん溜まってしまうのです。

それでもチョロチョロと出口を求めて血液は脳から首へと流れていくので破裂することはないのですが、当然、血管が膨張してその分、脳が圧迫され頭痛が起こるというわけです。

入院して翌日だか、翌々日、私と私の父が先生に呼ばれて、MRIの画像などを見ながら症状の説明を受けました。

その写真も説明も本当に目の前が真っ暗になりました。

頭蓋骨のすぐ下に太い静脈が走っているのですが、その血管がまるごと全部詰まっているのです。

「よくこんなんで破裂しなかったな…」 絶句です。

先生の説明では、「いつ破裂してもおかしくない」ということでした。

「ほっておいたら、大変なことになった、よく来てくれた」と言われました。

私はその写真が今でも目に焼き付いていますが、本当に絶望的に一番太い血管が完全に詰まっていたのです。

当面は血液の流れを良くする薬を点滴で入れて様子を見るということでした。

原因は今のところ不明だが、最悪は脳腫瘍も考えらえるという、次から次へと衝撃的な内容でした。

私も父もちょっと唾を飲み込むような感じになってしまいましたが、とにかく、緊急手術とかそういうわけではないので生死の境目とかそこまでひどくないことをよりどころに引き続きいろいろと先生に説明を受けました。

先生の話では、とにかく血液の濃度をある程度のレベルになるまで投与して、それから具体的な完治に向けた治療を検討したいということでした。

いつ破裂してもおかしくないとは言ったものの、この薬を投与し始めてそれなりに濃度も下がっているので、よほどのことがなければ基本的に現状より症状は和らぐでしょうと、ちょっとホッとすることを言ってくれました。

この先生、まだ30代くらいの若い先生でしたが、説明は具体的で淡々と話されるので私にとっては信頼がおけると感じました。

あいまいなことを言わない。私にはとても安心感を得ることができました。

決して楽観的なことも言ってはくれませんでしたが…

妻の様子も特段苦しそうにしているわけでもなく、さほど重病人風でもないので安心しました。

ここから妻の入院生活と治療が始まったのです。

私は家に帰ってから、脳静脈血栓症のことをネットで調べまくりました。

  パソコン003.jpg

脳こうそくほど急激な症状ではないことがわかり、すこし安心したものの原因が不明のことが多いということが気になりました。

原因がわからなくても薬の投与を続けていくうちに回復していくこともよくあるようですが、原因次第では深刻な状況になることもあるようで原因と治療方針が早くわかることを祈るような気持ちで待っていたわけです。

【妻が入院生活を送るということ ~シェーグレン症候群って何?】
【家族の入院を乗り切るには…】

《追記》

この病気が快復後、今度は肺動脈の血管が詰まってしまいました。

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ハマコウ

御心配でしたね 今はお元気とのこと何よりです
少しでも不調を感じたら通院することの大切さが分かりました

by ハマコウ (2012-09-06 04:20) 

ryuyokaonhachioj

今は、元気のようで良かったです。
少しでも変調のときは病院が一番です。
by ryuyokaonhachioj (2012-09-06 10:14) 

ゆうみ

大変でしたね。
何かあったら 病院へ行かなくてはね。

by ゆうみ (2012-09-06 11:47) 

くるめっち

( ノ゚Д゚)こんにちは!
奥様、大変だったんですね・・・
女性は変なところに我慢強くて、よほどひどくないと病院にもいかなければ、薬も飲まないから…(-.-;)
奥様、本当にお辛かったんですね・・・
でも、お元気になられてなによりです(´▽`)=3
by くるめっち (2012-09-06 15:25) 

はる

ハマコウさん、コメントありがとうございます。
お陰様で今はふつうに生活しております。
体の中身って、自分ではわかりませんから、やっぱり専門家に診てもらう、しかも早期検査は大事だと思います。

ryuyokaonhachiojさん、コメントありがとうございます。
今回の一件で本当に痛感しました。

ゆうみさん、コメントありがとうございます。
まずは病院!合言葉に…

くるめっちさん、コメントありがとうございます。
我慢強い、ってのもあるのかもしれませんが、本当に病院嫌いみたいです。(まぁ、好きな人もいませんが…)お陰様で今は元気になって、健康のありがたみがわかったことは我が家の財産かもしれません。

by はる (2012-09-07 01:55) 

みお

初めまして。
脳静脈血栓症と検索をしたらこのページを見つけました。
今私の夫が脳静脈血栓症になり、入院しています。今は点滴と薬で治療中です。夫はまだ29歳です。治るのかがとても不安で毎日がこわいです。
by みお (2017-04-12 22:48) 

はる

みお様
ご訪問、コメントありがとうございます。

ご主人のご病気、心配ですね。お察し申し上げます。

私も妻の入院と主治医からの説明を聞いた時にはとてもビックリして気が動転してしました。

でも妻は絶望的なほど最も太い脳静脈がほぼ完全に詰まってしまったにもかかわらず手術もせず薬だけで治りました。

現在も年1回のMRIによる定期検診は欠かしませんが、先日も先生から心配ないとお墨付きをもらいました。

病気は人それぞれ症状が異なりますので軽々しくは言えませんが、とても深刻になってしまうこの病気ですが薬が驚くほど効くこともありますので是非、闘病しているご主人様を励ましてあげて下さい。

良くなりますことをお祈り申し上げます。

by はる (2017-04-13 00:22) 

みお

ありがとうございます!
今は点滴がはずれ薬の調節を行なっています。
ものすごく励みになります!
夫と2人で乗り越えたいと思います!!
by みお (2017-04-15 19:56) 

はる

みお様
点滴が外れたとのことで少し前進ですね(^^♪
私は脳のMRIやCTの画像を見せられた時は絶望しましたが、薬の効能は思った以上でした。
同じ病気でも快復の速度は人それぞれですが、お医者さんを信じて治療に専念して病気に向き合うことが大切だと思います。
血栓にはストレスも原因の一つと言われていますので、悲観的にならずフラットに「できること」を淡々とやって後は神様がくれた「休暇」と思ってご家族でいられる時間を楽しむぐらいの気持ちで過ごしてみてはいかがでしょうか?
妻はその後、5年生存率が半分以下の別の難病にかかりましたがそれも克服して治療中とは言え、今では普通の生活をするまでに快復しました。
病いは気からはとても大切ですので、どうかふさぎ込まずに、かと言ってあまり肩に力を入れずにお二人で一緒に乗り越えていって欲しいです。
応援しております!
by はる (2017-04-16 01:42) 

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